
東京交響楽団との共演に向け、練習を重ねる市民合唱団「にいがた東響コーラス」のメンバー=新潟市中央区一番堀通町
新潟市内外の市民でつくる合唱団「にいがた東響(とうきょう)コーラス」が、16日にりゅーとぴあ(中央区)で開かれる東京交響楽団の定期演奏会での共演に向け、歌声に磨きをかけている。ラヴェル作曲のオペラ「子どもと魔法」など計2曲で共演を予定し、関係者は「表現力を高め、来てよかったと感じてもらえるステージにしたい」と意気込んでいる。
にいがた東響コーラスは1998年、東京交響楽団との共演を目的に発足。楽団が新潟での定期演奏会で、合唱のある楽曲を披露する際にステージに立ち、歌声を響かせてきた。
現在は市内外の約120人が所属。楽団と共演するメンバーを、本番前のオーディションで選考するのが長年のスタイルだ。今回は半数近い約60人にまで絞られる激戦ぶりだった。
団員歴26年で、これまでのステージも“皆勤賞”という...
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