リーダーズ倶楽部の会合で講演する皆川賢太郎さん=新潟市中央区
リーダーズ倶楽部の会合で講演する皆川賢太郎さん=新潟市中央区

 県内の企業経営者らでつくる「新潟日報リーダーズ倶楽部(くらぶ)」のトップ交流懇親会が7日、新潟市中央区のホテルで開かれた。湯沢町出身でアルペンスキー元日本代表の皆川賢太郎さんが「雪資源の可能性が拓(ひら)く地域(新潟)の未来」と題し講演した。

 皆川さんは、世界的に温暖化が進む現状を踏まえ、「新潟や長野、北海道のようなふわふわで大きな雪が降る地域は、北半球でも希少。世界中、特にアジアのスキーヤーは、このような雪で滑りたいと思っている」と紹介した。

 その上で、国際線が発着する空港もある新潟県の優位性を強調。「世界遺産がある佐渡市というコンテンツも含め、雪資源を軸とした種まきが大切。歴史や文化、食...

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