亀田小で開かれたことばの学校で講演する競泳選手の水沼尚輝さん(右)=新潟市江南区
亀田小で開かれたことばの学校で講演する競泳選手の水沼尚輝さん(右)=新潟市江南区

 言葉を通して豊かな心を育むキャンペーン「ことばの学校新潟日報社が2007年から展開してきたキャンペーン。子どもたちに言葉を大切にすることで豊かな心を育んでもらおうと、日本教育公務員弘済会新潟支部の協力を得て、県内の小・中学校で著名な講師による出前授業を行っている。」(新潟日報社主催)が17日、新潟市江南区の亀田小で開かれ、競泳選手の水沼尚輝さん(28)が全校児童ら約400人に講演した。五輪出場といった自らの経験を踏まえ、「“ことば”のオリンピック選手になろう」と呼びかけた。

 水沼さんは栃木県出身。新潟医療福祉大(新潟市北区)に所属し、2021年の東京五輪や24年のパリ五輪に出場。22年の水泳世界選手権男子100メートルバタフライでは、この種目で日本人初の銀メダルに輝いた。

 講演の前半、水沼さんは...

残り606文字(全文:853文字)