
県は26日、軽量で薄い次世代型太陽電池「カルコパイライト」の導入に向けた実証事業を始めた。1平方メートル当たり千グラムほどと軽く、薄さ0・8ミリ程度で折り曲げられるのが特長。県庁内の窓ガラスなどにパネルを設置し、豪雪地での発電効率や積雪の荷重に対する耐久性などを検証する。
脱炭素事業などに取り組む「SOLABLE(ソラブル)」(東京)や、子会社でカルコパイライト太陽電池の製造メーカー「PXP」(神奈川県)などを実施事業者に選定。総事業費約3200万円のうち1500万円を県が補助する。
事業期間は3年間。県庁では東回廊の湾曲したガラス窓に縦190センチ、横70センチのパネル1枚を設置し、日光で...
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