
韓国・世宗研究所副所長の鄭成長氏
米国が電撃的な軍事作戦でベネズエラのマドゥロ大統領を拘束したことは、北朝鮮指導部に相当な衝撃を与えたと考えられる。米国が主権国家の現職大統領を拘束し、自国領土へ移送して裁判にかけるという前例のない措置を取ったことから、北朝鮮指導部は米国の軍事的意思と能力を改めて認識したはずである。
北朝鮮外務省は4日、今回の米国の行動を「最も重大な形態の主権侵害、国連憲章と国際法に対する乱暴な違反」と強く非難した。だが、外務省声明などよりも低いレベルの立場表明である朝鮮中央通信記者の質問に対する回答という形式をとった。また、マドゥロ氏を拘束したことには言及しなかった。
5日の朝鮮中央通信は、金正恩朝鮮労働党...
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