
米上下両院合同会議で一般教書演説に立つトランプ大統領=24日、ワシントン(ゲッティ=共同)
「でも、王様は裸だよ」。19世紀の有名なアンデルセン童話で、自信満々に裸で行進していた王様に真実の姿を告げたのは幼い子どもだった。
王様は政治の中身より服装や見栄えを気にするタイプだった。無能と思われたくない家来たちは詐欺師のうそに加担し、存在しない「新しい服」を称賛し続けた。
米連邦議会で24日行われた一般教書演説で長々と自画自賛を続けるトランプ大統領はまさに「裸の王様」だった。
現実を無視した主張や虚偽が相変わらず多く、成果の“誇大広告”ばかり。それでもトランプ氏の発言のたびに起立して盛大に拍手する側近や閣僚、与党共和党議員らの姿は、保身に走る家来たちをほうふつとさせた。
ただ、今の米国...
残り915文字(全文:1215文字)











