
プーチン・ロシア大統領(左)とゲラシモフ参謀総長=2025年12月(ロイター=共同)
ロシアのプーチン大統領が踏み切ったウクライナ侵略戦争の開始から24日で4年。プーチン氏は戦争の責任を米欧に転嫁してウクライナ攻撃をやめない。うそだらけの主張を検証した。
▽犠牲気に留めず
「ロシア軍は全ての前線で着実に進軍している」。こう繰り返すプーチン氏の認識は、現実と乖離している。2022年の侵攻以来、ロシア軍の死傷者数は120万人超に達したと推定される。ウクライナ東部ドンバス地域の激戦地でロシア軍は1日平均約千人の死傷者を出しているが、昨年1年間で制圧できたのはウクライナ総面積の1%にも満たない。
プーチン氏が「帝国ロシアの版図」を復活させて歴史に名を残したいと望んでいることはよく知ら...
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