プーチン・ロシア大統領(左)とゲラシモフ参謀総長=2025年12月(ロイター=共同)
 プーチン・ロシア大統領(左)とゲラシモフ参謀総長=2025年12月(ロイター=共同)
 キーウで、戦死したウクライナ兵を追悼するゼレンスキー大統領(左)と北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長=3日(アナトリア通信提供・ゲッティ=共同)
 2025年12月に公開された、ウクライナ・ドネツク州ポクロウシクとされる場所で、ロシア国旗を手にして立つロシア軍兵士ら(ロシア国防省提供、ロイター=共同)
 ロシア中央選挙管理委員会のスクリーンで発表された大統領選4候補と暫定得票率。左から2人目がプーチン大統領=2024年3月(ロイター=共同)
 ロシアの攻撃を受け、一部の病棟が崩壊したウクライナ・キーウの小児病院=2024年7月(共同)

 ロシアのプーチン大統領が踏み切ったウクライナ侵略戦争の開始から24日で4年。プーチン氏は戦争の責任を米欧に転嫁してウクライナ攻撃をやめない。うそだらけの主張を検証した。

 ▽犠牲気に留めず

 「ロシア軍は全ての前線で着実に進軍している」。こう繰り返すプーチン氏の認識は、現実と乖離している。2022年の侵攻以来、ロシア軍の死傷者数は120万人超に達したと推定される。ウクライナ東部ドンバス地域の激戦地でロシア軍は1日平均約千人の死傷者を出しているが、昨年1年間で制圧できたのはウクライナ総面積の1%にも満たない。

 プーチン氏が「帝国ロシアの版図」を復活させて歴史に名を残したいと望んでいることはよく知ら...

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