イスラエル北部からレバノン方向に砲撃するイスラエル軍部隊=17日(ロイター=共同)
 イスラエル北部からレバノン方向に砲撃するイスラエル軍部隊=17日(ロイター=共同)
 イスラエル軍の攻撃後、煙と炎が立ち上る住宅=18日、レバノン首都ベイルート(AP=共同)
 イスラエル軍の攻撃で破壊された建物のがれきの中で活動する救助隊=18日、レバノン首都ベイルート(AP=共同)
 イスラエル軍の攻撃後、爆発が起きた建物=18日、レバノン首都ベイルート(AP=共同)
 イスラエルのレバノン侵攻の構図

 イスラエル軍がイラン攻撃の陰で、レバノン地上侵攻の戦線を拡大した。親イラン民兵組織ヒズボラの「脅威排除」を名目に戦力を増強。世界の関心がイラン情勢に向かう中、力ずくでレバノン南部に広範囲の「緩衝地帯」設置を進めるもようだ。大規模な作戦に発展する恐れがある。

 ▽目標

 「イランは主要な戦場だ。そして対ヒズボラ作戦はもう一つの重要な戦線となる」。イスラエル軍のザミール参謀総長は16日、レバノンと国境を接するイスラエル北部へのヒズボラの脅威を排除すると説明。「全ての目標を達成するまで作戦を続ける」と宣言した。

 イスラエル軍は2023年10月、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスの奇襲を受けて戦闘...

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