
インタビューに答える軽部謙介・帝京大特任教授
中東情勢の緊迫化でインフレの勢いが増してきた。日銀は物価安定に有効な策を打てるのか。岐路となる6月会合を前に、ジャーナリストで帝京大特任教授の軽部謙介氏に、鍵となる政府からの独立性について聞いた。(聞き手は共同通信編集委員 高山一郎、宮野健男)
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日銀の利上げ見送りは1月以降、3回連続だ。この間、中東情勢の緊迫化による原油相場の急騰でインフレ懸念が強まった。明らかに局面が変わったのではないか。
物価安定に責任を持つ日銀はきちんと仕事をしなくてはならない。植田和男総裁に求められるのは結果を出すこと。物価を抑えて日本経済をうまく運営することが彼に与えられた使命だ。
▽「政治の圧力」
日銀は独自に算出する...
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