軍事パレードに臨む北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=2025年10月、平壌の金日成広場(朝鮮中央通信=共同)
 軍事パレードに臨む北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=2025年10月、平壌の金日成広場(朝鮮中央通信=共同)
 ミサイル総局傘下の研究所を訪れた北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(左)=2025年9月(朝鮮中央通信=共同)

 米国とイスラエルによるイラン攻撃は、イランと同様に「反米」を掲げて核開発を続けてきた北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の対米方針に影響を与えそうだ。核保有を既成事実化し、中ロ韓と隣接するなどイランと異なる点も多いものの、金氏が抑止力強化に向けて核兵器への固執をさらに強めるのは確実だ。金氏は有事の際に韓国への核攻撃を辞さない構えを示し、米韓をけん制している。

 ▽1分の距離

 「われわれの安全環境を損なうと認められる場合、韓国の完全崩壊の可能性は排除されない」

 2月に開かれた党大会で、金氏は対韓国の主力兵器とする超大型放射砲(多連装ロケット砲)を毎年増産して配備する考えを明らかにした。

 北朝鮮は、この...

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