イランの無人機を迎撃後、破片が落ちた石油施設から立ち上る煙=14日、アラブ首長国連邦(UAE)・フジャイラ(AP=共同)
 イランの無人機を迎撃後、破片が落ちた石油施設から立ち上る煙=14日、アラブ首長国連邦(UAE)・フジャイラ(AP=共同)

 米イスラエルとイランの交戦が世界のエネルギー資源が集まるペルシャ湾の重要なガス田施設に飛び火し、被害が拡大した。イランはイスラエルに対する反撃の矛先を親米の湾岸諸国に向け、世界経済を揺さぶって事態打開を狙う。湾岸諸国が反撃に出れば泥沼化は必至。いつまで自制できるのか。湾岸諸国の「忍耐」が試されている。

 ▽一体

 「イスラエルによる攻撃は地域の軍事的緊張が高まる中、危険かつ無責任な一歩となる」。カタール外務省のアンサーリ報道官は18日、イスラエルによるイランのガス田施設攻撃をX(旧ツイッター)で非難した。

 その数時間後、カタール外務省は、世界屈指の液化天然ガス(LNG)生産・輸出拠点を誇る自国の...

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