
高市首相(左)とトランプ米大統領(右はAP)
高市早苗首相は誤算の中で日米首脳会談を迎えた。当初はトランプ米大統領の中国訪問前に日米の結束を示す好機と見込んだが、米国による想定外のイラン攻撃で状況は一変。発言が揺れ動くトランプ氏の真意を読み切れず、日本の貢献が問われる正念場へと転じた。
▽くさび
「幅広い分野で関係を強化し、自由で開かれたインド太平洋に日米でコミット(関与)していくことを確認したい」。訪米直前の18日夜。首相はイラン対応だけでなく、中国が台頭するアジア情勢の議論も交わしたいとの思いをにじませた。
日米首脳会談は元々、3月末から予定されたトランプ氏の訪中前のタイミングを狙い、日本側が切望した。対中通商交渉に前のめりになるト...
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