
政府予算案を巡る首相と自民の立場
高市早苗首相が強くこだわってきた2026年度予算の3月中の「25年度内成立」は見送られる情勢だ。政府、与党は空白期間を避けるため、暫定予算案の手続きを粛々と進める。野党を取り込めなかった衆院採決の時点で「無理筋」の日程とみられたものの、いまだに「断念」を口にしない首相の顔色をうかがい、自民党内にはぎくしゃくした雰囲気が漂う。
▽ずれ込む前提
「不測の事態に備え、暫定予算を27日に提出する考えだが、引き続き予算の年度内成立をお願いしたい」。首相は26日の衆院本会議でも「年度内成立」の旗を降ろさず、野党に協力を求めた。
ただ国対の現場では、既に予算成立は4月にずれ込む前提で協議が進んでいる。参院...
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