
五輪女子種目の出場資格を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)は競技の公平性を重視し、遺伝子検査導入にかじを切った。2028年ロサンゼルス五輪が控え、競技団体の関係者からは今回の決断におおむね歓迎の声が上がる。一方、専門家から人権上の問題や多様性の尊重を掲げる五輪の理念と逆行するとの指摘もあり、反発は必至だ。
▽対等な環境
「選手が公平で対等な環境で競えることを最優先にした方針だ」。IOCのコベントリー会長は26日の記者会見で、女子種目の保護を訴えた。
IOCは男性の方がランニングや競泳で10~12%、投てきや跳躍種目で20%超の身体的優位性を持つとのデータを提示。女子種目の参加資格は「生物...
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