東京都足立区のガソリンスタンドで働く三枝直樹店長。中東情勢悪化による原油供給不安が続く中、一部取引先から4月から1カ月間「出荷停止」するとの通知が届いた。「夏ごろには閉店することになるかもしれない」=3月31日午後
 東京都足立区のガソリンスタンドで働く三枝直樹店長。中東情勢悪化による原油供給不安が続く中、一部取引先から4月から1カ月間「出荷停止」するとの通知が届いた。「夏ごろには閉店することになるかもしれない」=3月31日午後
 東京都足立区のガソリンスタンド=3月31日午後
 東京都足立区のガソリンスタンド=3月31日午後
 日本経済が直面するリスク

 中東情勢悪化を受け、政府は石油備蓄の追加放出や各国との協力など対応を強化する構えだ。ただ、原油供給不安の出口が見えない中で、廃業リスクにさらされるガソリンスタンドもあり、国内経済への影響は鮮明だ。原油高騰を背景とした物価高と景気後退が同時進行する「スタグフレーション」が現実味を帯びつつある。

 ▽出荷停止

 「このままでは経営が立ち行かない」。東京都足立区のガソリンスタンドの三枝直樹店長は途方に暮れる。店はENEOS(エネオス)や出光といった元売りの看板を掲げない系列外で、直接商社などからガソリンや軽油を仕入れている。

 31日に一部取引先から届いたのは4月から1カ月間「出荷停止」するとの通知だ。...

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