
取材に応じる特別養護老人ホーム「親愛の丘市川」の千野哲孝施設長=4月、千葉県市川市
新型コロナウイルス感染症の扱いが感染症法上の5類になって3年。全国の感染者数は減少傾向で、日常生活の緊張感は薄らぐ一方、高齢者施設では現在も感染防止対策による警戒が続いている。高齢者や基礎疾患のある人は感染による死亡を免れても、肺炎などの合併症で衰弱したり、回復後に認知機能が低下したりすることも。世界を揺るがした感染症との闘いに終わりは見えない。
▽再発防止
「コロナが施設に入ると、重症者や死亡者が他の感染症より多く出る。要介護度が高い人が多く、対策を厳しくせざるを得ない」。千葉県市川市の特別養護老人ホーム「親愛の丘市川」の千野哲孝施設長は現状をこう語る。
約120人が利用する同施設では5類移行後...
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