長岡市とINPEXが連携して運営するスマート施設園芸試験棟。日照不足を補う発光ダイオード(LED)がミニトマトを照らす=長岡市栖吉町
長岡市とINPEXが連携して運営するスマート施設園芸試験棟。日照不足を補う発光ダイオード(LED)がミニトマトを照らす=長岡市栖吉町

 長岡市が資源開発大手INPEX(東京)と連携し、情報通信技術(ICT)を活用した農業用ハウスでミニトマトを栽培する実証事業が、大詰めを迎えている。1年目の収量は、通常のハウスで同様の農法で育てた場合と比べて2割以上増え、品質面でも全国大会で入賞。商業化へ手応えを得た。8月までの実証期間で栽培モデルを確立し、市内農家への展開を目指すが、初期投資と販路確保が課題となりそうだ。(長岡支社・阿部要)

 長岡市栖吉町の「農の駅あぐらって長岡」敷地内にある農業用ハウスでは、フルーツトマト「フルティカ」が鈴なりに実っていた。

 日照や室温、二酸化炭素(CO2)濃度をセンサーで自動制御し、土を使わずフィルムの上で栽培する。...

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