皇族数確保策に関する全体会議終了後の記者会見に臨む森衆院議長(左から3人目)ら=10日午後、衆院議長公邸
 皇族数確保策に関する全体会議終了後の記者会見に臨む森衆院議長(左から3人目)ら=10日午後、衆院議長公邸
 主な政党の立場

 皇族数確保策の「立法府の総意」は、4年を超す議論を経てようやく形になった。平行線だった与野党協議は、衆院選の自民党圧勝が転機となり一気に決着。男系の伝統維持を重視する自民の主張が、国会のパワーバランスそのままに色濃く反映される形となった。一方、皇位継承策の本質的な内容は棚上げされたままで、議論を求めた参院野党第1党の立憲民主党は不満が収まらない。

 ▽転換点

 「党によって意見が違うのは当然だが、なるべく合意点を見いだそうと取り組んできた。かなりいい線までいけた」。森英介衆院議長は10日、総意を決定した後の記者会見で強調した。

 政府の有識者会議報告書を受け、国会で協議が始まったのは2022年1月。自民...

残り784文字(全文:1083文字)