トランプ米大統領(右)と握手を交わすイスラエルのネタニヤフ首相=2025年12月、米フロリダ州パームビーチ(ロイター=共同)
 トランプ米大統領(右)と握手を交わすイスラエルのネタニヤフ首相=2025年12月、米フロリダ州パームビーチ(ロイター=共同)
 トランプ米大統領(手前右)と、イスラエルのネタニヤフ首相(同左)=2025年10月、テルアビブ近郊(AP=共同)
 避難先からレバノン南部の村へ戻った人々=16日(ゲッティ=共同)
 レバノン南部で、破壊された建物のがれきの脇を歩く女性と子ども=15日(ロイター=共同)
 米イラン合意を巡るイスラエルの立場

 米国とイランの覚書交渉はイスラエルの頭越しに進んだ。共同通信が入手した最終草案では、親イラン民兵組織ヒズボラが拠点とするレバノンを含む全ての戦線での戦闘終結をうたう。軍事作戦継続にこだわるイスラエルでは反発が噴出。自制を求めるトランプ米大統領と、国内の強硬論に突き上げられるネタニヤフ首相。イスラエルの出方が3カ月半にわたった戦争の命運を握る。

 ▽失敗

 「イスラエル史上最大の失敗だ」。野党党首で元軍副参謀総長のゴラン氏は、米イラン合意に強い不満を示した。最大野党党首のラピド前首相も「ネタニヤフは戦争に負けた」と批判のトーンを強めた。

 イスラエルはヒズボラを安全保障上の脅威と位置付け、掃討作戦を強化し...

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