障害者施設に通う男性(左)と話す「意思決定フォロワー」の檜森美紀子さん=5月26日、愛知県豊田市
 障害者施設に通う男性(左)と話す「意思決定フォロワー」の檜森美紀子さん=5月26日、愛知県豊田市
 障害者施設に通う男性(左)と話す「意思決定フォロワー」の檜森美紀子さん=5月26日、愛知県豊田市

 成年後見制度を見直す改正民法が17日、成立した。見ず知らずの後見人が利用者本人の意思を尊重せず、必要以上に財産権を制約。途中でやめることもできない―。こうした使い勝手の悪さが改善されるとの期待が高まる一方、身寄りのない高齢者らにどう寄り添うのかという課題は残されたままだ。地域住民が日常生活の中で意思決定をフォローする自治体独自の取り組みも進む。

 ▽詐欺の方がまし

 「後見制度を使うくらいなら、詐欺に遭った方がましだ」。東京都の60代女性が現在の制度をなじる。2018年、当時89歳だった母親が脳梗塞で倒れ、要介護認定を受けた。遠方に住む兄が成年後見制度の利用を申請。母自ら家裁の職員に「娘に任せたい」...

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