自民党の有志議員が設立した「国力研究会」の初会合=2026年5月21日午後、国会
自民党の有志議員が設立した「国力研究会」の初会合=2026年5月21日午後、国会
自民党の新総裁に選出された高市早苗氏=2025年10月、東京・永田町の党本部
「国力研究会」の初会合を終え、拍手する自民党の(左から)麻生副総裁、加藤前財務相、萩生田幹事長代行、小林政調会長=5月21日、国会
第8回自民党臨時大会で新総裁に選出され、新任のあいさつをする池田勇人氏=1960年7月14日、東京・日比谷公会堂
2001年4月、自民党新総裁に選出され拍手で祝福される小泉純一郎氏=東京・永田町の自民党本部

 5月21日、高市早苗首相(自民党総裁)が掲げた衆院選公約の実現を後押しする議員連盟が始動した。名称は「国力研究会」。発起人には麻生太郎副総裁ら有力者に加え、昨年の総裁選を高市首相と争った小泉進次郎防衛相ら「ポスト高市」をうかがう面々が集結した。

 影響力の指標とも言える入会者数は初会合時点で347人に上った。党所属議員417人の83%が加入した計算だ。

 この現象は、自民の「高市1強」体制を裏付けたと言えるのか。議連を来年秋の総裁選再選に向けた支持母体としたい首相支持派と、その無力化を狙う非主流派。そして両者がいがみ合う中で静観を決め込む若手議員たち。それぞれ思惑が入り交じり、大半の議員が入会へと雪...

残り3298文字(全文:3597文字)