
自治医大の阿江竜介教授
4歳以下の乳幼児に多く、全身の血管に炎症が起きる川崎病の患者が、2023年に増え、24年も同水準だったことが自治医大(栃木)の調査で分かった。専門家は新型コロナウイルスの感染症対策が緩和されたことが引き金となった可能性を指摘。「疑われる症状が出た場合は、いち早く受診してほしい」と呼びかけている。
川崎病は1967年に小児科医の故川崎富作氏が報告した原因不明の病気。血管に炎症が生じて高熱が続き、目の充血や舌がイチゴのように赤くなるなどの症状が出る。まれに心臓の冠動脈に動脈瘤の後遺症が発生する。発症原因はよく分かっていないが、細菌やウイルスの感染がきっかけの一つと考えられている。
川崎病の全国疫学調...
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