
八海醸造がつくったウイスキー専用貯蔵庫にたるが初めて搬入された=南魚沼市長森
八海醸造(新潟県南魚沼市長森)が、「魚沼の里」の一角に設けたウイスキー専用貯蔵庫に、原酒のたるを初めて運び込んだ。貯蔵庫でじっくりと熟成。数年後の出荷の日を待つ。
八海醸造では、米を原料とするウイスキーを「ライスグレーンウイスキー」と呼んでいる。2016年8月に最初の蒸留を行い、熟成させてきたものを今年、販売する予定だ。
これまで南魚沼市内の米貯蔵庫で熟成していたが、昨年12月にウイスキー専用貯蔵庫が完成。約740平方メートルの庫内は電動式パレットラックを設置し、450リットル入りのたる約800本の収容が可能だ。今後製造する原酒はここで熟成する。
初搬入は2月5日に行った。担当者は電動フォー...
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