
遠藤製作所(新潟県燕市)は2月14日、2023年12月期の連結決算を発表した。航空機需要が回復し部品受注が伸びたが、円安による輸入コスト増などが響き、増収減益となった。
ゴルフ分野は需要が前年から継続し、タイの自動車関連市場も堅調に推移した。円安バーツ高でコストがかさみ、鉄やチタンといった原材料や原油価格の高騰が利益を圧迫した。
売上高は前年比7・7%増の157億900万円、営業利益は36・4%減の11億7600万円、経常利益は37・2%減の11億4900万円、純利益は4・3%減の7億6200万円だった。年間配当は2円増配の20円。
24年12月期は売上高166億円、営業利益12億5千万円、...
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