魚沼地域周辺の生産者が栽培した米を食べ比べ、おいしさや見た目を評価した魚沼ブラザーズのコンテスト=2月19日、南魚沼市塩沢
魚沼地域周辺の生産者が栽培した米を食べ比べ、おいしさや見た目を評価した魚沼ブラザーズのコンテスト=2月19日、南魚沼市塩沢

 ブランド米・魚沼コシヒカリの産地の若手農家でつくるグループ「魚沼ブラザーズ」が2月19日、自らが栽培する米の食味を競う独自のコンテストを新潟県南魚沼市で開いた。全国で米の品種開発が進み、食味を上げる取り組みも活発となる中、魚沼産米のさらなる品質向上を目指す新たな試み。メンバーは「魚沼の米はうまいというメッセージを発信していきたい」と継続的な開催を目指している。

 2020年に結成された魚沼ブラザーズには、魚沼市、南魚沼市、十日町市、津南町、長岡市川口地域の20〜40代の13人が入っている。魚沼地域では若手が集まり、うまい米作りに向けて意見交換する場が少ないと感じていた村山周平さん(32)=津南...

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