能登半島地震による新潟県内の住宅被害は、新潟県のまとめによると、2月27日時点で1万9044棟に上った。県内全体で全壊101棟、半壊2668棟、一部破損1万6261棟となった。

 新潟市では1万3872棟の被害が確認され、全壊92棟、半壊2577棟、一部破損1万1203棟。市に寄せられた罹災(りさい)証明書の申請件数(重複などを除く)は1万3797件で、このうち交付したのは8844件。被害認定調査が終了したのは1万6012件となった。

 また、新潟市は2月27日、能登半島地震による罹災証明書の申請件数について、「総申請数」と重複などを除いた「申請数」とを区分する集計に修正した。世帯主と世帯主以外の家族がそれぞれ申請したり、郵送とオンラインの両方で申請したりといったケースや、住宅以外の申請があったため。

 新潟日報社は27日の発表から、「新潟市各区の被害状況と罹災証明書情報」の表の「申請」欄では、重複などを除いた申請数を掲載する。