ゆきぐに信用組合(新潟県南魚沼市)は3月26日、普通預金の金利を現在の年0・02%から0・04%に引き上げると発表した。普通預金の金利引き上げは17年ぶり。4月1日から適用する。日銀のマイナス金利政策の解除を踏まえて決定した。

 普通預金の金利については第四北越銀行(新潟市中央区)、大光銀行(長岡市)の県内2地銀が、4月1日から0・02%に引き上げると3月25日に発表した。ゆきぐに信組の新たな金利は両行の2倍の水準に当たる。

 ゆきぐに信組は日銀によるマイナス金利が始まった2016年以降も、普通預金金利を0・02%のまま維持してきた。今回、定期預金など全ての預金金利も一律に年0・02%引き上げる...

残り64文字(全文:364文字)