新潟県内の企業・団体で入社式が行われた4月1日、各トップらは新入社員に訓示した。新型コロナウイルス禍から経済社会活動が回復する一方、人手不足が課題となっている。物価高や消費行動の変化、マイナス金利政策の解除に伴う金利引き上げなどで経済環境が転換期を迎える中、「新しい感性で前向きにチャレンジしてほしい」と呼びかけた。

 第四北越銀行(新潟市中央区)は本店で入行式を開き、新入行員86人が入行した。殖栗道郎頭取は、日経平均株価の史上最高値更新や、日銀のマイナス金利政策解除に触れ「日本経済は大きな転換点を迎えている」と指摘。「失敗を恐れず積極的に行動し、いろいろなことにチャレンジしてほしい」と訓示した...

残り1084文字(全文:1384文字)