
ツインバード(新潟県燕市)は、2024年2月期の単体決算を発表した。物価高による消費マインドの低下などの影響を受けたものの、全商品を10%以上値上げした価格改定や新商品の投入などが功を奏し、純利益は前年比88・1%増の1億800万円だった。
主力の家電事業は巣ごもり需要の反動減や買い換えサイクルの長期化で減収だった。円安で輸入コストが上昇したが、物流費の圧縮などで利益率を高めた。
今期から単体に移行した。売上高は4・9%減の103億300万円、営業利益は2・6倍の1億1300万円、経常利益は13・4%増の1億6600万円だった。年間配当は13円。
25年2月期は売上高105億円、営業利益2億...
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