
世界的な評価を得た「オホロジン」について花角英世知事(右)に説明する南雲二郎社長(左)=4月24日、県庁
八海醸造(新潟県南魚沼市)の南雲二郎社長は4月24日、県庁に花角英世知事を訪ね、グループ会社が北海道ニセコ町で製造するクラフトジン「ohoro GIN(オホロジン)スタンダード」が国際的な品評会で世界最高賞を受けたことを報告した。
オホロはニセコ蒸溜(じょうりゅう)所で2021年から製造している。2月に英ロンドンで開かれた「ワールド・ジン・アワード2024」のクラシックジン部門で、欧州産などを抑えて世界最高賞に選ばれた。
風味を左右するボタニカル(植物由来原料)にはニセコ町産のヤチヤナギやニホンハッカなど13種を使用する。ニセコ蒸溜所の社長を兼ねる南雲社長は「ジンはカクテルベースの需要が多い...
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