不登校の児童生徒、フリースクールや自宅学習でも一定要件で「出席扱い」に　新潟長岡市教育委員会が県内初のガイドライン、校外での努力認める

　新潟県の長岡市教育委員会は、増加する不登校の児童生徒に対し、登校パターンに応じて「出席」や指導要録上の「出席扱い」を判断する目安となるガイドラインを策定した。民間のフリースクールの利用や自宅学習でも、一定の条件を満たせば出席扱いとする。市教委によるとガイドラインの策定は県内初で、２０２４年度から運用している。

　長岡市内の不登校の児童生徒は、２２年度が５２１人。市教委が２０２３年秋に実施した調査では、...