柏崎刈羽原発
柏崎刈羽原発

 東京電力は5月24日、柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。7号機のタービン建屋内で、油が漏れているのを確認したと発表した。タービンの軸に潤滑油を供給するポンプに関連する計器の周辺で見つかった。漏れた油に放射性物質は含まれていない。東電は「外部への影響はなく安全上問題ない」としている。

 東電によると、社員が5月24日、動作確認のためにポンプを稼働。午前10時40分ごろ、ポンプの状態を...

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