
木彫りのフェニックス像をお披露目する分水ロータリークラブの町田健尚会長(左)。右は鈴木力市長=燕市役所
新潟県燕市の分水ロータリークラブが創立50周年を迎え、木彫りのフェニックス(不死鳥)像を燕市へ寄贈した。像は新型ウイルス禍など多くの苦難を乗り越えた燕市民を象徴するもので、燕市役所1階エントランスホールに飾られた。
ケヤキのフェニックス像「つばめの魂、幾度も蘇(よみがえ)る」は、分水ロータリークラブ会員で、社寺彫刻師の沖野兼一さん(54)=沖野彫刻社長=が約半年かけて制作した。高さ約90センチで、フェニックスが大きく翼を広げ、飛び立とうとする姿を表現している。ほかの会員らも、一刀ずつ羽の部分を彫って完成させたという。
除幕式が5月下旬に市役所であり、分水ロータリークラブの町田健尚(たつひさ)...
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