
新潟県は、東京電力柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。に関する国からの県民説明会を7月15日から計7回開くと発表した。東電が再稼働東京電力福島第1原発事故を踏まえ、国は原発の新規制基準をつくり、原子力規制委員会が原発の重大事故対策などを審査する。基準に適合していれば合格証に当たる審査書を決定し、再稼働の条件が整う。法律上の根拠はないが、地元の自治体の同意も再稼働に必要とされる。新潟県、柏崎市、刈羽村は県と立地2市村が「同意」する地元の範囲だとしている。を目指す柏崎刈羽原発7号機の安全対策や、自然災害と原発事故が重なる複合災害時の避難対策などを原子力規制庁福島第1原発事故後に発足した国の機関。原子力規制委員会の事務局を務める。前身は原子力安全・保安院などで、エネルギー政策を推進する資源エネルギー庁の機関だった。規制の審査、検査などの実務を担う。と内閣府が、原発の必要性を経済産業省資源エネルギー庁が、それぞれ説明する。
花角英世知事は6月、国に避難路の整備などを要望した際、原発の安全性や再稼働の必要性は国自身が県民に説明するよう求めていた。規制庁、内閣府、経産省が共同で県民向けの説明会を開くのは初めて。
参加無料。7月15日分のみ、県のホームページから申し込みが必要。それ以外は申し込み不要。
日程と場所は次の通り(時間はいずれ...