
チタン製定規を好みの色合いに仕上げる有田小6年の児童たち=上越市安江
新潟県上越市安江の有田小学校で、6年生101人が保護者とチタン製のオリジナル定規作りに挑戦した。地域とのつながりを深めようと、メッキ加工業「新和メッキ工業」の瀧見直晃社長(41)らを招いて発色の方法を教わりながら青や緑などカラフルな色に仕上げた。
新和メッキ工業は市内で生産されているチタンで定規「fish」を作っている。新和メッキ工業は発色体験のワークショップ用に販売した定規の売上高を、能登半島地震の被災地に全額寄付していることからPTA役員が企画し、6月13日に行った。
作業前に、瀧見社長がチタンを発色させる「陽極酸化処理」について解説。水溶液に定規を浸して電気を流し、電圧を変えることで色...
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