東北電力(仙台市)は7月23日、老朽化が進んでいる東新潟火力発電所(新潟県聖籠町)の1、2号機を2028年3月に廃止すると発表した。

 1、2号機は燃料に液化天然ガス(LNG)を使い、従来型の汽力発電方式で出力は各60万キロワット。1号機が1977年、2号機が83年に運転を開始。経年劣化が進み、東北電力は二酸化炭素(CO2)の排出量が少ない高効率発電設備への更新計画を進めている。

 新設備の6号機は、1、2号機廃止後の27年度に着工し、30年度に運転を開始する計画。7号機は6号機の動向を踏まえて、更新時期を検討するとしている。

 6、7号機はガスと蒸気のタービンを組み合わせたコンバインドサイクル発...

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