
協定書を持つ新潟IPC財団の朝妻博理事長(右)と新潟VCの永瀬俊彦社長=新潟市中央区
新潟市産業振興財団(新潟IPC財団)は、新潟ベンチャーキャピタル(VC、新潟市中央区)とスタートアップ支援に関する連携協定を結んだ。新潟VCの運営ファンドに1千万円を出資し、起業家支援を強化する。
新潟IPC財団は、専門家による窓口相談やセミナーを通じて、主に新潟市内の創業・起業を支援している。資金面の相談では、金融機関による融資を紹介するなどしてきたが、投資家からの出資につなげるスタートアップ支援は対応が難しかった。
一方、新潟VCは2023年に立ち上げたファンドで、創業間もない企業を対象にした1千万円程度の投資枠を設けた。新潟IPC財団が起業家の芽を「スタートアップ予備軍」に育て、ファン...
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