パリ五輪の閉会式で打ち上げられる花火=8月12日、パリ郊外(共同)
パリ五輪の閉会式で打ち上げられる花火=8月12日、パリ郊外(共同)

 連日熱戦が展開されているパリオリンピック(五輪)。8月11日までの開催期間中、パリ五輪を取材する新潟日報社の記者2人が、新潟県ゆかりの選手の熱戦の裏側や、現地の表情を伝えます。

 パリの街を、熱狂が最後まで包んだ。前日まで陸上競技の熱戦が行われたスタッド・ド・フランス。そのフィールドを、閉会式では各国の色とりどりのユニホームを着た選手が埋め、17日間の激闘が幕を閉じた。

 新潟県からは女子1万メートルに出場した小海遥選手(第一生命グループ・妙高市出身)が唯一参加。共にレースに臨んだ五島莉乃選手(資生堂)と並んで入場し、リラックスした表情で観客席に手を振った。陸上中長距離の田中希実選手(ニューバランス)らと...

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