切り絵の作品展を開いている平松武さん=新潟市東区東明4
切り絵の作品展を開いている平松武さん=新潟市東区東明4

 紙を切り、花や風景などを表現する「切り絵」を楽しむ平松武さん(73)=新潟市北区=と仲間2人の作品展が、新潟市東区東明4の「ぎゃらりぃ・茶(さ)ろん 杜々(とど)」で開かれている。画用紙や和紙を丁寧に切り込んだ、繊細で美しい作品が並ぶ。

 平松さんは機械の営業マンだった33歳の頃、切り絵が印刷されたカレンダーを見て、魅力を感じた。独学で始め、退職した現在も続けている。

 作品展には平松さんが55点、仲間が20点を出品した。平松さんの切り絵はユリやバラなど花が目立つ。「花の命は短いから、一番きれいな時を残したい」と考え、よく作るという。黒い画用紙をカッターで切って花の形を作り、花びらや葉の部分に和...

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