
今回は、前回に続いて「視覚系」脳番地をテーマにしたお話です。最近、初対面で仕事をする時には、可能な限り1度は対面でお会いするように心がけています。直接お会いした方が、視覚系の情報が圧倒的に記憶に残ります。
不思議なことに、細かい動作やしぐさ、相手の空気などは、顔だけでなく全身から伝わる視覚情報の方が圧倒的に多いと感じます。オンラインでの対話では見えるのは上半身のみで、下半身の様子が見えないことがほとんどです。またオンラインは話し相手と正面から向き合うので、相手を正視する時間が直接対面の時より長くても、顔の皮膚の細かい変化がスクリーンからは読み取りにくくなります。
新型コロナウイルスは発熱前に...
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