
店先に立つオーナーの吉田忠廣さん(左)と店長の風間涼さん=新発田市中央町3
仙台市の繁華街・国分町の名店「牛タン炭火焼 仁(じん)」の新潟分店(新発田市中央町3)が、市中心部の新道地域に進出した。分厚いながらも、あっさりとかみ切れる上質の牛タンを提供するなど、こだわりの食材がじわりと浸透している。8月からは予約制の牛タン弁当も発売。本場の味をさらに広めていく。
厚さ2センチほどの分厚い肉。見た目から想像するより、スムーズにかみ切れる。タンの中でも繊維質が少なく、最も軟らかい「タン元」を使い、表裏に切り込みも入れてあるためだ。余計な味付けのない、素材勝負の炭火焼きの真骨頂が味わえる。
タン元は、2キログラムほどあるタンの塊の10分の1ほど。皮や筋を手作業で丁寧に処理し...
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