
棚田でボランティアと共に稲刈りをする児童=小千谷市東吉谷
2004年の中越地震で被災した新潟県小千谷市東吉谷の棚田でコメを作るボランティア団体「小千谷市の棚田を楽しむ会」の活動が、20年目となり、2024年も収穫期を迎えた。田植えから参加した吉谷小学校の児童も、稲刈りを体験して汗を流した。
中越地震で東吉谷の棚田は、あぜやため池が崩れるなどの被害が出た。2005年にボランティアが会を立ち上げて棚田の復旧に取り組み、2006年からコメ作りを続けている。
吉谷小学校は総合的な学習の一環として、2023年から「小千谷市の棚田を楽しむ会」の田んぼの一部を借りて、コメ作りを体験している。2024年は6月に田植えをし、9月30日の稲刈りには5、6年生8人が参加...
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