
能登半島地震で傾いたごみ焼却炉の煙突=2024年1月4日、燕市
能登半島地震で被害があった燕・弥彦総合事務組合の環境センターごみ処理場(新潟県燕市吉田吉栄)の焼却施設について、燕・弥彦総合事務組合は10月15日、18日から新しい煙突の据え付け工事を行い、28日にもごみ焼却の試運転を開始すると発表した。順調にいけば11月上旬にも本格稼働する見通し。
処理場は、燕市と弥彦村の家庭ごみなどを受け入れている。地震では可燃ごみを焼却する2施設4炉のうち、2炉につながる1施設の高さ55メートルの煙突が地上から約33・5メートル地点で傾き、稼働を停止していた。
倒壊による2次被害の恐れがあるとして、煙突は傾いた部分から切り離して撤去した。処理能力は半減し、処理しきれな...
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