
中越地震の被害や復興の取り組みを学んだコニカミノルタジャパンの社員=長岡市山古志竹沢
新潟県長岡市と連携協定を結ぶコニカミノルタジャパン(東京)の若手社員約40人が山古志地域を訪れ、20年前の中越地震2004年10月23日、新潟県中越地方を震源として発生した地震。旧川口町(現在の長岡市)で震度7、旧山古志村、旧小国町(いずれも現長岡市)、小千谷市で震度6強を観測した。新潟県や内閣府の資料によると、地震の影響で68人が亡くなり、4795人が重軽傷を負った。住宅の被害は計12万1604棟で、このうち全壊は3175棟、大規模半壊は2167棟、半壊は1万1643棟だった。で受けた被害と復興に向けた取り組みを学んだ。全村避難から戻った村民一人一人が助け合った歩みについて「後ろ向きにならず、自分ができることをする。仕事も同じだと思う」と感じ取っていた。
市とコニカミノルタジャパンは8月に連携協定を締結。交流人口の創出や市内企業のテレワーク推進、生産性向上支援などを行う。研修は取り組みの第1弾で、入社3年目の社員が7〜9日に市内に滞在した。
山古志地域は8日に訪れ、闘牛場や「やまこし復興交流館おらたる」を見学し、発災から全村避難、復興までの道のりを、パ...
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