中越地震から10月23日で20年となるのを前に、新潟県警は22日、大規模災害を想定した警備訓練を新潟市西区の県警察学校で行った。警察学校の学生や県警広域緊急援助隊員ら約100人が参加し、被災者の命を救う役割の大切さを心に刻んでいた。
地震当時の記憶がない世代が採用されていることや、相次ぐ大規模災害を受け初めて実施した。
学生は広域緊急援助隊員から、要救助者にロープを投げる方法や、傷病者の治療の優先順位を決めるトリアージの手順などを学んだ。水害時に使うゴムボートをこぐ訓練では、...
残り236文字(全文:477文字)