
柏崎刈羽原発
東京電力は11月26日、新潟県の柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。5号機内の緊急時対策所の衛星電話1台が故障した事案で、電話本体と屋外に設置した通信用のアンテナに不具合が見つかり、交換して使用できる状態に戻ったと発表した。21日に、常設の衛星電話5台のうち1台が通話できなくなっていた。
緊急時対策所は原発で事故があった際に指揮命令拠点となる。新規制基準の下で定められた...
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