
東北電力ネットワーク(仙台市)は12月11日、新潟県佐渡市の梅津発電所(最大出力300キロワット)を12月11日付で廃止したと発表した。梅津発電所は1951年に運転を開始した水力発電所で、70年以上が経過し設備の老朽化が進んでいた。
東北電力ネットワークは、島内で管理する水沢、梅津、白瀬、新保川の全4水力発電所を2026年までに段階的に廃止する計画を示している。老朽化が主な理由で、水沢発電所は23年12月に廃止している。
4水力発電所の廃止分の出力合計約1000キロワットは、23年に運転を始めている栗野江の太陽光発電所などでカバーするとしている。
現在稼働している2水力発電所の廃止時期は、白...
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