最優秀賞を受賞した関農園の関智晴社長=13日食感や匂いなどを基準に審査した南魚沼産コシヒカリ食味コンテストの審査員、南魚沼市美佐島
最優秀賞を受賞した関農園の関智晴社長=13日食感や匂いなどを基準に審査した南魚沼産コシヒカリ食味コンテストの審査員、南魚沼市美佐島

 新潟県南魚沼地域で今秋収穫されたコシヒカリの出来栄えを競う「南魚沼産コシヒカリ食味コンテスト」の最終審査が12月13日、南魚沼市美佐島のJAみなみ魚沼本店で開かれた。コンテストは、コメ農家の生産意欲を高めることなどを目的にJAみなみ魚沼青年部が主催。南魚沼市関の関農園が最優秀賞に選ばれた。

 南魚沼コシを対象にしたコンテストは2018年まで地元の生産者団体が開いていたが、団体の解散によりいったん途絶えた。再開を望む声を受け、21年から青年部が実施している。

 今大会は、JAみなみ魚沼管内の南魚沼市、湯沢町から64点がエントリー。食味分析計や穀粒(こくりゅう)判別機による1次審査、味度(みど)計に...

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