政府は東京電力福島第1原発事故の発生以降に掲げていた「原発依存の低減」を改め、原発を最大限活用する方針に転換しました。12月からは新潟県の柏崎市と刈羽村に立地する東電柏崎刈羽原発の再稼働に向け、資源エネルギー庁が新潟県内28市町村を回って説明会を開く異例の対応を行っています。

 こうした動きや再稼働問題を新潟県民はどう受け止めているのでしょうか。新潟日報社では、全会場の様子を取材し、質疑応答で語られた率直な声を順次紹介していきます。

【燕会場の主な質疑】

参加者 20人
回答者 資源エネルギー庁原子力立地政策室長

 

 Q(男性) (東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた核燃料)デブリの処理がどうなっているかについて、資料...

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