
パン店「パトラッシュ」の築田祥吾店長に試食してもらう新井中央小の児童たち=妙高市諏訪町2
新潟県妙高市の新井中央小と、道の駅あらいにあるラーメン店「食堂ミサ」、パン店「カフェ&ベーカリー パトラッシュ」が協力してコラボ商品を開発した。地元の特産品を取り入れた児童のアイデアを基に、食堂ミサはまぜ麺、パトラッシュは総菜パン2種類を期間限定で作り、販売している。児童たちは「たくさんの人に食べてもらい、妙高を好きになってほしい」とPRしている。
コラボ商品は6年生67人が、みそラーメンが名物の食堂ミサにみそを卸す太田醸造(妙高市諏訪町2)でみそ造りを体験したことや、パトラッシュでパン作りに挑戦した縁から実現した。売れ行き次第では定番化も考えている。
児童たちは授業で造ったみそ、市特産の調味料かんずり、山菜などを材料に取り入れ、2024年10月からメニューを検討。あんこにみそを練り込んだ特製のどら焼きや、みそベースのたれで味付けしたかつを挟んだバーガーなど12種類のメニューを考えた。
11月に試作し、ミサの中田浩太郎社長(44)とパトラッシュの築田祥吾店長(31)が試食。おいしさだけでなく、手間やコスト面なども考慮し、商品やアイデアを絞り込んだ。

食堂ミサで...
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